囲碁6冠 井山裕太さん、強さの秘密 ゲームとネット、天才育む
「好きなことには、とことん熱中する子でした」。井山の両親はこう口をそろえる。そんな子供が5歳になると興味を持ったのが囲碁だった。きっかけは父が買ってきたテレビゲーム。2、3週間でルールを覚え、3カ月後には父を負かすように。アマチュア六段の祖父(鐵文)が指導に乗り出すと、めきめき腕を上げた。
「彼は、将棋はからっきし。金と銀の駒の動かし方の違いも、よく分かってないんですよ」
将棋の女流初段、室田伊緒(23)はこう話すと、童顔をほころばせた。2人は同じ平成元年5月24日生まれ。関西の囲碁・将棋界の交流の中で知り合い、昨年の誕生日に結婚した。今は大阪市内のマンションに2人で暮らす。
だが、このようなありふれた日常こそが、原動力になっているのだという。
野球好きの井山もイチローのファンで、大きな影響を受けてきた。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20130314#1363275443