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ローマ法王、犯罪少年らの足洗う 復活祭前の儀式で

 ローマ法王フランシスコは28日、ローマ市内の少年院を訪れて復活祭(イースター)前のミサを執り行い、洗足式と呼ばれる儀式で罪を犯して収容されている少年少女ら12人の足を洗った。歴代法王は洗足式で聖職者の足を洗うのが習わしだった。

 法王はミサで「高い地位にいる者は他者に仕えなければならない。足を洗うのはその象徴だ」と語った。

 新約聖書によると、キリストは最後の晩餐の前に、自ら弟子たちの足を洗い模範を示した。

カトリック教会ではイースター前の木曜日のミサの際に、司祭が信者らの足を洗う儀式が行われる。