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【岡田敏一のエンタメよもやま話】英国でもネット炎上“言論封殺”…スコットランド独立、意見を言えぬセレブたち - MSN産経west

 欧州でいま大きな話題を集めているのがスコットランドの独立問題です。スコットランドイングランドウェールズ北アイルランドとともに英国を構成している非独立国のひとつなのですが、そのスコットランドが英国から独立するかどうかを決める住民投票が約半年後の9月18日に実施されるのです。


 その住民投票を前に、英国ではエンターテインメント業界の多くの著名人が独立について賛成・反対に別れ、メディアを通じて忌憚(きたん)のない意見を述べ、世論を大いに盛り上げています。

 エンタメ界の著名人がこの問題に関して声を上げ始めたのは、ロンドン出身の世界的なロック歌手、デヴィッド・ボウイさん(67)の発言がきっかけでした。

 「ケイトは金星で、僕は火星です。1日の終わりに受賞の一報が聞けて大変うれしいです。ありがとうございます。そしてスコットランドよ、われわれとともにいてください」

 このメッセージに大喜びしたのがデーヴィッド・キャメロン首相(47)でした。首相は「(授賞式の模様を)テレビで見ていたんだが、僕はボウイのスピーチ内容を聞いて喜びの声を上げたよ」と率直な胸の内を吐露し「多分、彼のような人物がスコットランド(の人々の心に)到達できるのだろう。私にはできない」と絶賛したのです。


 英国の全人口約6300万人のうち、スコットランドはわずか約500万人ですが経済や軍事、文化面で多大な役割を担っています。また、沿岸部にある海洋油田の石油埋蔵量は欧州随一です。そのためキャメロン政権は独立支持の動きの拡大を恐れています。


 実際、首相は2月7日の演説で「スコットランドはわれわれの家です。それが引き裂かれるのは見るに堪えません」と嘆き「スコットランドを失えば、英国の名声と影響力は地に落ち、別の国となってしまう。電子メールやツイッターで独立反対票を投じるよう呼びかけてほしい」と国民に訴えました。

 またジョージ・オズボーン財務相(42)は2月13日の演説で、スコットランドが独立を選べば英国の通貨であるポンドを使い続けられなくなると明言。独立後もポンドを使いたいスコットランドの行政府を牽制(けんせい)しました。

これに猛然と反論したのが、人気スパイ映画シリーズ007で知られるスコットランド出身の映画スター、ショーン・コネリーさん(83)でした。


 3月3日付のロイター通信によると、昔から賛成論者として有名なコネリーさんは3月4日付の英誌「ニュー・ステーツマン」(電子版)に「スコットランド人として、生涯スコットランドと芸術を愛してきた者として、独立への機会を見逃す手はない」といった賛成論を寄稿し「独立は世界の注目を集め、映画や創造的な産業で新たな雇用を創出する」と訴えました。


 さらに現在、カリブ海バハマ在住のコネリーさんは、独立が実現すれば帰郷する可能性についても触れました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140319#1395225679