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スコットランド自治権拡大巡り与野党対立 NHKニュース

18日に行われたスコットランドの独立を巡る住民投票で、一時独立反対派が劣勢に立たされたことを受けて、イギリスのキャメロン首相は野党の党首とともにスコットランド自治権の拡大を約束し、独立反対派の勝利を後押しすることに大きな役割を果たしたとみられています。
キャメロン首相は開票が終わった直後にこの約束を果たすと改めて強調しましたが、同時にスコットランドばかりを優遇しているとの批判に応えるため、イングランドを巡る法案はイングランド出身の議員だけで採決することなどを提案しました。
この方針に対し、スコットランド出身の議員が多い野党・労働党が強く反発するなど与野党の対立が表面化し、イギリスの新聞各紙は「スコットランドへの自治権の拡大を巡る議論は早くも暗礁に乗り上げた」などと伝えています。
スコットランド住民投票をきっかけにイギリスは地方の権限強化をはじめ、国の在り方を抜本的に見直すことを迫られていますが、各地方の利害が複雑に絡み合い今後の調整は難航が予想されます。