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NATO suspends cooperation with Russia over Ukraine crisis | Reuters
NATO、ロシアとの実務協力の停止決定 危機脱却へ大使級協力は継続 | Reuters

北大西洋条約機構NATO)は1日、ブリュッセルで外相理事会を開き、ロシアとの軍事面を含む実務的な協力を停止することを決定した。 NATO高官によると、今回の決定はアフガニスタン問題での協力のほか、麻薬取締り官の養成などに影響する。ただ、大使級、もしくはこれ以上に高いレベルでの協力は継続し、危機脱却に向け模索は続ける。


ラスムセン事務総長はロシアのウクライナでの行動は容認し難いとし、「ロシアはパートナーシップの基盤となっていた土台を覆し、自らが示していた国際的なコミットメントを破った。このため、これまで通りに協力し続けることはできない」と述べた。


一方、ウクライナNATOは個別会合を開き、協力関係を強化することで合意。訓練などを通してウクライナの国防力の改革を進めることでも合意した。これを受け、NATO加盟国は今後、同国に派遣する専門家を増員する。


ロシアは前日、ウクライナとの国境地帯に配備した部隊の一部を撤収させていると明らかにしたが、NATOはこうした徴候は見られないとしている。ラスムセン事務総長は記者団に対し、「ロシアによる部隊撤収は確認できていない」と述べた。

NATO 東欧の防衛強化などで一致 NHKニュース

NATOは1日から2日間、ベルギーの首都ブリュッセルにある本部で加盟28か国の外相による会議を開いており、初日はウクライナ情勢について協議しました。
NATOが発表した声明によりますと、各国はロシアによるクリミア編入の動きを強く非難したうえで、ロシアとの実務的な協力をすべて停止するとともに、ロシアに近い東ヨーロッパ諸国の防衛を強化することで一致しました。
NATOはすでに、ウクライナと国境を接するポーランドルーマニアにAWACS=早期警戒管制機を派遣したほか、アメリカがバルト3国に戦闘機を増派するなど監視を強化していますが、NATOはこうした地域の防衛能力の強化に向けて作戦を立案するよう司令官らに指示したとしています。一方、ロシア国防省ウクライナ東部の国境付近から部隊の一部が撤退を始めたと発表したことについて、NATOのラスムセン事務総長は「そのような動きは確認していない」と述べ、警戒を緩めない考えを強調しました。

NATO外相会議:旧ソ連諸国との関係強化で合意 - 毎日新聞

 北大西洋条約機構NATO)外相会議は1日、ロシア軍が介入する構えを見せているモルドバなど旧ソ連諸国との関係強化で合意した。軍の改革や訓練などで協力を強める。また外相会議はテロ対策や海賊対策などでロシアとの実務協力の一部を停止することも決めた。ロシアに揺さぶりをかける狙いがある。


 NATOが協力強化を打ち出したのはモルドバのほかアルメニアアゼルバイジャンで、軍の近代化や管理能力向上などを支援する。モルドバアゼルバイジャンには少数派のロシア系住民が住んでおり、ウクライナクリミア半島のように編入の口実にされかねない。NATOは特にモルドバへのロシア軍介入を警戒している。


 一方、外相会議では、各国が「抑止への貢献」(ケリー米国務長官)策を表明。ドイツは空中警戒管制機を既にバルト3国に派遣し、戦闘機6機も送ることを明らかにした。


 さらに、外相会議はNATO制服組トップであるブリードラブ欧州連合軍最高司令官に「追加対策」を具体化するよう指示した。


 AP通信によると、米国は、ウクライナへの支援を巡り、黒海で既に展開しているミサイル駆逐艦の増派や、ウクライナ軍との訓練実施も検討しているという。