ロイター通信などが親ロシア派の武装集団の情報として伝えたところによりますと、ウクライナ軍は２日早朝、スラビャンスク郊外で武装集団に対し軍事作戦を開始したということです。
スラビャンスクの中心部から１０キロほど離れたところにいる親ロシア派のメンバーは、ＮＨＫの取材に対し「午前５時前に多くのヘリコプターが上空に現れ、このうち１機が墜落して炎上しているのを見た」と話しています。
ロシア国営テレビは、墜落したウクライナ軍のものとみられるヘリコプターに乗っていた兵士がけがをして、運ばれる様子を放送しています。
軍事作戦が開始されたと伝えられたことについて、ウクライナ暫定政権側は「作戦が終わるまで詳しいことは何も言えない」と話しています。
ウクライナ東部では、親ロシア派の武装集団が警察署や治安機関の建物などを占拠しているほか、ヨーロッパ各国からなる監視団のメンバーを拘束しています。
さらに、中心都市のドネツクでは１日、親ロシア派の武装集団によって新たに検察当局の建物が占拠されたばかりで、東部では武装集団の攻勢が続いています。
Twitter / VoiceofRussia: Full-scale sweep operation
Full-scale sweep operation is underway in #Ukraine's #Slavyansk, armored vehicles are on outskirts of city http://bit.ly/PW6LS8
