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OSCE、ウクライナ緊張緩和へ行程表作成 4者合意の履行促す | Reuters

欧州安保協力機構(OSCE)は8日、ウクライナ情勢の緊張緩和に向けた「行程表」を作成し、ウクライナ政権に提示した。ウクライナ当局者によると、行程表は東部の親ロシア派勢力に対する「対テロ作戦」の停止は求めていない。


ウクライナ東部では、親ロシア派勢力がロシアのプーチン大統領の要請を受け入れず自治拡大の是非を問う住民投票を予定通り11日に実施すると表明し、緊張が高まっている。


ロイターが入手した行程表の素案は、西側諸国が「違法」としている住民投票については直接触れていないが、25日のウクライナ大統領選挙が同国の安定化に向けたかカギになるとし、すべての関係者が「暴力、脅し、挑発行為」を控える必要があるとしている。


素案はOSCE議長国のスイスが作成。4月17日にジュネーブで開催されたロシア、ウクライナ、米国、欧州連合(EU)の外相級4者協議での合意事項の履行を促す内容となっている。


素案では、ウクライナ当局には暴力行為の回避に向け、親ロシア派に対し「バランスの取れた方法で」軍事力を行使する権利があるとする一方、占拠した建物を解放し武装解除に応じた者には恩赦を与えるべきとした。


そのうえで、OSCE議長は仲介、武装解除、広範な国民対話の実施などの措置を調整することにより、4者協議での合意事項の履行を促進する用意があるとした。


OSCEはすでに150人を超える民間監視員をウクライナに派遣している。


行程表の素案をめぐってはOSCE高官がすでにキエフ入りし、ウクライナ政権と協議を続けているが、最終的な行程表がいつ公表されるかは現時点では明らかになっていない。


ウクライナ外務省は、OSCEが提示した行程表の素案について、ウクライナ政権の提案と「共通する部分がある」と指摘。情報部門責任者エフゲーニー・ペレビニス氏は、OSCEの行程表では、ウクライナ政権が東部の親ロシア派勢力に対する「対テロ作戦」を停止するよう要請はなかったとしている。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140507#1399459456
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