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南シナ海の緊張、米国に原因ある=中国外務省 | Reuters

中国外務省は9日、南シナ海で中国とフィリピン、ベトナム両国との緊張が高まっていることについて、米国に原因があると非難した。米国が関係国に対して、危険な行為を行うよう煽っているため、としている。


同海域では、中国による石油掘削作業をめぐって、中国とベトナムの艦船が衝突する事態に発展した。米政府は、中国の石油リグについて、域内の安全保障上「挑発的」と批判し、関係各国に自制を求めた。


中国外務省の華春瑩報道官は、石油リグがある海域は中国領だとする従来の主張を繰り返した上で、他国には干渉する権利はないと強調。


報道官は、定例記者会見で「当該海域に関する事実を無視した、米国の無責任かつ誤ったコメントが、一部の国の危険で挑発的な行為を助長した」と指摘した。「われわれは米国に対して、域内の平和と安全の維持を念頭に置き、慎重に行動、発言するよう求めたい」としている。


南シナ海ではまた、国内法で保護されているウミガメ漁を行ったとして、フィリピン当局が中国漁船を拿捕するという事件も起きている。

南シナ海 中国が日本の発言に火事場泥棒と反発 NHKニュース

中国外務省の華春瑩報道官は9日の記者会見で、「現場は『境界が未確定の海域』などという所ではなく、中国の領土から17海里の接続水域だ」と主張しました。
そして、「日本があわてて出てきて、こんな発言をするのは、事の是非を混同し火事場泥棒をたくらんでいるからだ」と述べ強く反発しました。
さらに華報道官は、日本政府による沖縄県尖閣諸島の国有化を念頭に、「一方的かつ挑発的な行動で中国の主権を侵し、地域の平和と安定を破壊する日本の本性は覆い隠せない。われわれは日本が挑発的な言動を一切やめるよう要求する」と述べました。
また、アメリ国務省のサキ報道官が「中国が争いのある海域で一方的に掘削を始めた。挑発しているのは明らかだ」と述べたことに対しても、「最近のアメリカによる事実を顧みない無責任で誤った一連の発言が、一部の国の危険な挑発を助長している。アメリカにはこの問題で言動を慎むよう求める」と述べました。
中国外務省は8日、「ベトナムの船は、おとといまでの5日間に合わせて171回衝突してきた」としていましたが、華報道官は「昨夜の時点で180回以上になった」と述べ、衝突が続いていることを明らかにしました。
一方、南シナ海で今月6日、フィリピンの警察が中国の漁船を拿捕したことについて、華報道官は「ただちに無条件で乗組員と船を解放し、二度と同じようなことを起こさないよう重ねて要求する。中国側はさらなる行動をとる権利を留保する」と述べ、フィリピンに対する報復の可能性を示唆しました。