会談で、自民党の高村副総裁は、安倍総理大臣が１５日、憲法解釈の変更によって限定的に集団的自衛権の行使を容認することを視野に入れて検討を進める考えを表明したと説明しました。
これに対しケネディ大使は、「日本政府が集団的自衛権の行使容認を検討するのはとてもいいことで評価している」と述べました。
また、高村氏は今月上旬に北京を訪れて、中国共産党序列３位で全人代＝全国人民代表大会の張徳江委員長と会談したことに関連して、「安倍総理大臣と中国の習近平国家主席の会談は、日中が互いに話し合っていけば望みなきにしもあらずだと思った」と述べました。これに対しケネディ大使は、「近隣諸国との関係がよくなることを望んでいる」と述べました。
