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GPIF含む公的年金、2014年1─3月に長期国債1.8兆円売り越し | Reuters

資金循環統計によると、1─3月に長期国債の発行残高は8兆1591億円増加しているが、日銀が「量的・質的金融緩和」(QQE)の推進で同期間の保有額を12兆0571億円増やす一方、GPIFを含む「公的年金」は1兆8511億円と大きく減らしている。


公的年金」は前年1─3月に1兆2782億円、同4─6月に1兆3034億円をそれぞれ買い越していた。それが同7─9月に3258億円の売り越しに転じて以降、10─12月に2675億円を売り越し、今年1─3月には一段と国債売りを膨らませた格好だ。


公的年金」にはGPIFのほか、年金特別会計共済年金なども含まれ、統計から個別主体の取引を判断することはできないが、市場ではGPIFが今秋の基本ポートフォリオの見直しに先駆けて国債売却に動いているとの観測もささやかれている。