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イラク マリキ首相が退陣要求拒否の考え NHKニュース

イラクでは、イスラムスンニ派の過激派組織と政府軍の戦闘が北部や中部を中心に続いていて、過激派組織は25日、中部バラドの空軍基地を襲撃したということです。
また、政府軍が制圧したとしている国内最大の製油所がある北部ベイジの周辺でも双方の激しい戦闘が続いています。
こうしたなか、イスラム教のシーア派を優遇した政権運営スンニ派の過激派組織の台頭を招いたとイラク内外で批判されているマリキ首相が25日、テレビ演説を行いました。
この中でマリキ首相は、国内の政治勢力が新しい「救国政権」を作るべきだとして首相の退陣を求めていることについて、「救国政権を作ろうという試みは憲法と政治プロセスに対するクーデターだ」と述べ、退陣要求を拒否する考えを示しました。
イラクでは、スンニ派シーア派の宗派間の対立が一段と深まっており、シーア派色の強いマリキ首相があくまでみずからが主導して次の政権を作る考えを示したことで、挙国一致の政権作りによる事態の鎮静化は難しい状況となっています。

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