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英国の大幅経常赤字、景気回復の脅威とならず＝英中銀副総裁 | Reuters

副総裁は講演で、英国の２０１３年の経常赤字が国内総生産（ＧＤＰ）に対して４．５％と、２０１１年の同１．５％から拡大し、ここ数十年間にあった幾度かの同国の通貨危機時の水準を大幅に上回っている、と指摘した。

国際通貨基金（ＩＭＦ）は前日、英国経済に関する報告書を公表し、英ポンドは「５─１０％過大評価（overvalued）されている」との見方を示したが、副総裁は、世界経済の低迷が続けば、英国が堅調でバランスのとれた成長を達成するのは難しくなる、と指摘。

ただ、経常赤字が英経済成長にとって脅威となると判断するにはほど遠い、との見方を示した。

英国人が保有する対外資産からもたらされる利益は減少したが、より重要であるネットベースの資産状況やポンドの相場変動が、対外資産からの利益の落ち込みの影響を和らげている、と指摘した。