クリントン氏がオバマ氏に釈明 中東政策「非難する意図なかった」 - MSN産経ニュース
ヒラリー・クリントン前米国務長官が12日、オバマ大統領に電話をし、オバマ政権の中東政策の誤算を指摘した最近の自らの発言について、非難するつもりはなかったと釈明した。クリントン氏の広報担当者が米メディアに明らかにした。
クリントン氏は、米誌アトランティック電子版掲載のインタビューで、米国がシリア反体制派を支援しなかった判断ミスがイラク情勢の混迷を招いたと述べ、オバマ外交を事実上批判。次の大統領選をにらみ、クリントン氏がオバマ氏と距離を置こうとした発言と受け止められている。
クリントン氏はオバマ氏に電話で「オバマ氏本人やその政策、指導力を非難する意図はなかった」と伝えたという。広報担当者は「クリントン氏はオバマ政権の一員として国務長官を務めたことを光栄に思っている」と代弁した。