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#BREAKING: Officials: 100+ U.S. military advisers going to #Iraq. @barbarastarrcnn reports on @CNNSitRoom. @CNN
米国、イラクに約130人の軍関係者を追加派遣 | Reuters
米国のヘーゲル国防長官は12日、イラクに約130人の軍関係者を追加派遣したと明らかにした。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」制圧のための支援の一環。
ヘーゲル長官によると、イラクのクルド人自治区の中心都市アルビル近郊に軍関係者が12日到着した。
米国防省当局者からも声明が発表され、イラク北部への派遣の理由について、「シンジャル山地に避難した住民支援として現在行われている取り組み以外の人道援助の選択肢を見極める」ためと説明した。
これは、ヘーゲル国防長官が12日、西部カリフォルニア州の海兵隊基地、キャンプ・ペンデルトンで演説し明らかにしたものです。ヘーゲル長官はイスラム過激派組織の攻勢は、かつてない脅威だと指摘したうえで「イラク支援を続けるための、より詳細で深い情報収集を行うため新たに兵士およそ130人を派遣することをオバマ大統領に提言し承認された」と述べました。
兵士はすでに、イラク北部のアルビルに到着し、国防総省の当局者によりますと、追加派遣は一時的なもので、アメリカ中央軍に所属する海兵隊と特殊部隊によって構成されています。
そして、山岳地帯に避難するヤジディ教徒に、航空機から支援物資を投下する作戦から、新たな支援作戦を展開するための情報収集に当たるということです。
一方で、ヘーゲル長官はイラクに再び大規模な地上部隊を派遣する計画はないと強調しました。
オバマ大統領は、今月9日、アメリカ軍が実施している空爆の成果を強調するとともに、今後は、山岳地帯に避難している住民を安全な形で戻すことが焦点になるという考えを示しており、今回の追加派遣は、こうした支援に備えるためのものとみられます。