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GDP 年率?7.1%に下方修正 NHKニュース

内閣府が発表したことし4月から6月までのGDP=国内総生産の改定値によりますと、物価の変動を除いた実質の伸び率は、前の3か月に比べてマイナス1.8%と、2期ぶりのマイナスとなりました。
これを年率に換算しますとマイナス7.1%となり、先月、発表された速報値の6.8%から0.3ポイント下方修正されました。
年率換算のマイナスの幅は東日本大震災の影響でマイナス6.9%となった平成23年の1月から3月までを上回り、大幅な落ち込みとなりました。
これは、最新の統計データを反映した結果、企業の設備投資が先月の速報段階でのマイナス2.5%から、マイナス5.1%に、「個人消費」が、マイナス5%からマイナス5.1%にそれぞれ下方修正されたためです。
このほか主な項目では、「住宅投資」が10.4%のマイナス、「輸出」は0.5%のマイナスと、それぞれ0.1ポイント下方修正されました。
内閣府は「GDPを下方修正したが、小幅にとどまっていて、景気が緩やかに回復しているという政府の判断に変わりはない」と話しています。