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「欧州版プーチン」誕生か - The Voice of Russia

フランスの極右政党のリーダーで2017年仏大統領選挙の候補者のマリーヌ・ル・ペン氏は、ロシアのプーチン大統領に感嘆しており、米国の押しつけに対抗するために、フランスはロシアの同盟国になるべきだとの考えを表した。


極右政党「国民戦線」の党首を務めるマリーヌ・ル・ペン氏は、フランスには、ロシアがプーチン大統領という人物によって手にした強い手腕が必要だとの確信を示したほか、「プーチン大統領ウクライナ危機で巧みに行動し、同時に、欧州が米国に操られることを許した」との見方を表した。


欧州議会選挙で勝利したマリーヌ・ル・ペン氏は、欧州連合(EU)を「ブロック」するよう努力すると発表した。マリーヌ・ル・ペン氏は、「EUは平和についてたくさんの事を語る一方で、言葉や外交、経済的な戦争を行っている。私は、米国にもEUにも従わない、非ブロック国家の元首になりたい」と述べた。


フランスのマスコミの情報によると、次期フランス大統領選挙では、有権者の50パーセント以上が、マリーヌ・ル・ペン氏に投票する意向を表しているという。フランスのマスコミは、「欧州版プーチン」の誕生だと報じている。