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G20:「ウクライナ」陰の議題 ロシア批判広がらず - 毎日新聞

 雇用創出、環境問題、エボラ出血熱−−。G20の首脳宣言で、「ウクライナ」は一切触れられなかった。中国やインドなど良好な対露関係を維持する新興国が加わる国際会議の場で、ロシアを非難する米欧への同調は一部にとどまった。


 プーチン氏は16日の記者会見で「公式会議ではウクライナについて全く触れられなかった」と余裕を見せ、精力的にこなした英仏独などとの個別首脳会談に関して「お互いをよりよく理解できた」と自負した。米露の直接対話は実現しなかった。


 紛争が続くウクライナ東部情勢で、ロシアは自国軍の介入を否定し、「善意の第三者」として振る舞い続けている。プーチン氏はウクライナ議会選挙と東部の親露派による独自選挙が相次いで実施されたことを「解決のチャンス」と会見で主張。親露派勢力を正統な交渉相手と認めるべきだとの考えを改めて示唆した。


 「これ以上、情勢を不安定にさせるなら制裁はより厳しくなる」。キャメロン英首相とオバマ米大統領はそれぞれの総括記者会見で声をそろえ、ロシアに警告。16日、米欧首脳会合と日米豪首脳会談も開き、対露制裁実施国の結束をアピールした。だが、ロシアとの根比べは当面続くとみられ、キャメロン氏は「米欧諸国の政治的意思とスタミナがテストされている」と語った。

米欧首脳 ロシア経済制裁の維持を確認 NHKニュース

会合には、オバマ大統領のほか、イギリスのキャメロン首相、ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領、イタリアのレンツィ首相らが出席しました。
このあと記者会見したオバマ大統領は、会合で、政府軍と親ロシア派の戦闘が続くウクライナ情勢についてロシアが停戦合意を守っていないとして、経済制裁を維持する方針を確認したことを明らかにしました。
そのうえで、オバマ大統領は「ロシアが国際法を破り、武器を親ロシア派に供与し続けるなら、孤立は続くだろう」と述べ、ロシアが態度を変えない場合には制裁を強化することも検討する構えを示しました。
一方で、オバマ大統領は「ロシアが孤立することは望むところではなく、世界的な課題で協力してもらいたい」と述べ、ロシアがウクライナの緊張緩和に取り組むなら制裁を緩和する可能性に言及し、期待を示しました。
オバマ大統領は、APEC=アジア太平洋経済協力会議やG20サミットの場でロシアのプーチン大統領と短時間接触し、ウクライナ情勢を巡って意見を交わしたということです。

イギリスのキャメロン首相はG20サミットの閉幕後、記者会見し、政府軍と親ロシア派の間で戦闘が続いているウクライナ情勢について、「仮にロシアがウクライナを一段と不安定にさせるような対応を取れば、さらなる措置を取る」と述べ、ロシアの対応しだいで制裁を強化する考えを示しました。
その一方で、キャメロン首相はプーチン大統領は、別の道があることを分かっている。ウクライナにはみずからの将来を決める権利があるということを理解し、別の道を選択するのであれば、ヨーロッパとロシアは適切な関係になることができる」と述べ、プーチン大統領に対し、ウクライナの安定に向け取り組むよう促しました。

G20サミットに出席していたロシアのプーチン大統領は、記者会見で、ウクライナ情勢について各国の首脳と協議したことは認めたものの、詳細は明らかにしませんでした。
そのうえで「関係の正常化に共通の利益を見いだすことができれば、あらゆる問題の解決につながる」と述べ、制裁の強化も辞さない姿勢を示している欧米諸国をけん制しました。
一方、主な輸出品である原油価格が値下がりし、ロシアの国家財政にも大きな影響が出るのではないかとの指摘に対しては、「原油価格の値下がりは一時的なものだ」と述べ、大きな問題にはならないという認識を示しました。

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