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北海道・十勝岳に火口周辺警報 NHKニュース

気象庁によりますと、北海道の十勝岳では、ここ数年、山がふくらむ傾向が見られ、火山性地震が増えているほか、地下のマグマや火山ガスなどの動きを示すと考えられる火山性微動も起きるなど、火山活動が徐々に高まってきています。
ことし7月ごろからは、62−2火口近くのさらに浅いところで、山がふくらむ傾向が起きている可能性を示す地殻変動が、大きくなっているということです。
また、ことし9月には火山性微動がおよそ22分間にわたって続いたということです。
このため気象庁は、十勝岳では火山活動が徐々に高まってきていて、今後、ごく小規模な噴火が発生する可能性があるとして、16日午後2時に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルをレベル1の「平常」からレベル2の「火口周辺規制」に引き上げました。
気象庁は、十勝岳の62−2火口から1キロ程度の範囲では、ごく小規模な噴火に伴って噴石が飛ぶおそれがあるとして、近づかないよう呼びかけています。
十勝岳の噴火警戒レベルが引き上げられるのは、平成20年12月に導入されてから今回が初めてです。