https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

宮下規久朗×青山昌文×木村三郎「西洋美術史研究は一度やったらやめられない」(前編): ジュンク堂書店Podcast

なぜこんなところに薔薇の花びらが!
なぜ薔薇であって、チューリップではないのか? と思った瞬間、
美術史研究家は、未知の宝物を求めて地の果てまで追いかける探検家となる。
探検家のように、資料という荒野をかきわけていくが、その分野は、
歴史や伝統にとどまらない。
文化、社会、政治、宗教、哲学……。
そうして調べていくうち、絵画の中にさまざまな意味が「発見」される。
芸術作品は、意味の「集蔵体」なのだ。
第一線に立つ三人の研究家が、芸術を味わうときのしびれるような悦びを、
存分に語り合います。

宮下規久朗×青山昌文×木村三郎「西洋美術史研究は一度やったらやめられない」(中編): ジュンク堂書店Podcast
宮下規久朗×青山昌文×木村三郎「西洋美術史研究は一度やったらやめられない」(後編): ジュンク堂書店Podcast

【このトークセッションの音声配信は終了致しました】

西洋近代絵画の見方・学び方 (放送大学叢書)

西洋近代絵画の見方・学び方 (放送大学叢書)


佐藤学 (教育学者) - Wikipedia

「学び」の研究と学校改革の実践で知られ、日本の授業研究をリードしてきた人物である。

佐藤において「学び」とは、モノ(対象世界)との出会いと対話による「活動(action)」、他者との出会いと対話による「協同(collaboration)」、自分自身との出会いと対話による「反省(reflection)」が三位一体となって遂行される「意味と関係の編み直し(re-contextualization)」の永続的な過程として定義されている。

学びの共同体へ――佐藤学先生の講演を聴いて
フィンランドから見た、日本の教育: 佐藤学先生と学び合いの授業
秋田喜代美 - Wikipedia
教育心理学者 秋田喜代美先生(後編)|KUMON NOW! スペシャルインタビュー|KUMONグループのご案内|公文教育研究会

次女を出産したのは、博士課程1年目のとき。彼女に絵本を読み聞かせたことがおもしろく、“読書と子どもの育ち”をテーマに研究するようになります。読み手の声と子どもの反応を研究するために、わが家の毎日の読み聞かせを録音したのですが、これは研究データとして重要なだけでなく、私たち家族の絆を育むツールにもなりました。


私の不在時に読み聞かせをしてくれていた夫や義母の声に耳を傾けると、「こんな風に読んでいるんだ」「いいコミュニケーションをしているな」とうれしくなったり、娘たちの言葉に、「おもしろいことを言っているな」と笑ってみたり。今では貴重な『声のアルバム』であり、わが家の宝物です。


そうして、読み聞かせへの関心がいっそう深まっていったころのことです。学びの研究と学校改革の実践で知られる教育学者の佐藤学先生(東京大学名誉教授)に、「学校で子どもを見るのもおもしろいよ」と誘われます。学校に行ってみると、確かに家でわが子に読み聞かせるのとはまた違う。1冊の本をクラスの皆で読み合う様子も興味深く感じました。同時に、学校には魅力的な先生がたくさんいることをあらためて知り、なぜ魅力的なのか、どうしたらこうなれるのかを研究したいと思うようにもなりました。

こうした研究を続けるなかで、英国が発祥の“ブックスタート”と関わるようになります。ブックスタートは、乳幼児健診に参加したすべての赤ちゃんと保護者に、絵本の入ったブックスタート・パックを、「赤ちゃんと、絵本を介した心のふれあいの時間をもつことの楽しさ」を説明しながら手渡す運動です。


2000年に英国へ行き、ブックスタートを目の当たりにしました。単に絵本を配る運動ではなく、「家庭のなかで絵本という文化財が生活や子育ての一部となることがいかに大切か」という活動として根づいていることを実感し、日本でも実践したいと推進活動をしてきました。

教育心理学の視点でいえば、学びや教育に大切なのは、意欲や動機づけです。「学ぶ」とは、自分にとってこれまで見えなかった新しい世界が開けてくることであり、頭に知識を詰め込むことではありません。その意味で、意欲や動機づけは「心に火をつけること」とも言われますが、では火をつけるにはどうすればいいのでしょうか。


それには、親や先生は「指導する」のではなく、子どもの声に耳を傾け、聞き合う関係をつくること。それにより子どもは「自分は受け入れられている」と感じ、安心感を得て、もてる能力を発揮していきます。


人は夢中になったときに伸びますから、安心感のある場をつくり、夢中になれる教材を用意して、新しい世界と出会える時間を長く保証してあげることが大事です。

脳科学者・泰羅雅登先生(後編)|KUMON NOW! スペシャルインタビュー|KUMONグループのご案内|公文教育研究会

読み聞かせについては、昔から「聞く力が養われる」「賢い子が育つ」などと言われてきましたが、科学的になぜなのかは検証されていませんでした。そこで、脳科学的に確かめようということで、研究が始まりました。


心理学の世界では「賢い子が育つ」といわれてきた読み聞かせですから、仮説では、「思考・記憶・創造などを司る前頭前野という部分が活動しているのでは?」と考えていました。しかし、子どもの頭にNIRS(近赤外線分光装置)という機器をつけて脳の働きを見たところ、前頭前野に活動は見られませんでした。


仮説は残念ながら崩れたのですが、こんどはfMRI(機能的磁気共鳴画像装置)という機器で調べてみると、大脳辺縁系と呼ばれる部分が活動していることがわかりました。この部分は、喜怒哀楽など心の動きや情動を司ります。そのため、僕はわかりやすく「心の脳」といっています。読み聞かせによって、「心の脳」が発達し、子どもは豊かな感情を育むことができる――そんな結果を導き出しました。

構成主義 (教育) - Wikipedia