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風刺画掲載 イスラム各国から批判の声 NHKニュース

今月7日に武装した男たちに襲撃され12人の犠牲者を出したパリの新聞社「シャルリ・エブド」は、事件から1週間後の14日に最新号を発行し、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を掲載しました。
イスラム教では預言者の姿を描くことは教えに反するとされており、中東やアジアのイスラム教の国々からは批判の声が上がっています。
このうちイランでは、外務省報道官が「『表現の自由』の誤った行使であり容認できない。世界のイスラム教徒の心を傷つける挑発的な行為だ」と述べて非難しました。
また2億人を超えるイスラム教徒が暮らすインドネシアでは、国内最大のイスラム組織が「表現の自由は世界の多くの人々が神聖とするものを侮辱するために使われてはならない」と批判しました。
一方フランスでは、一連のテロ事件の容疑者がイスラム過激派と関係があったとみられることから、国内のイスラム系移民に対する不信感が強まることが懸念されています。
こうしたなかフランスのオランド大統領は15日、パリにあるイスラム文化の研究施設を訪れ、「過激派とイスラム教徒を混同すべきでない」と述べて、イスラム社会との融和を訴えました。