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プーチン大統領“NATOがロシアを抑え込み” NHKニュース

ウクライナ東部では、去年9月の停戦合意にもかかわらず、今月に入ってウクライナ軍と親ロシア派の間で戦闘が再び激しくなっていて、双方に多数の犠牲者が出ています。
こうしたなか、親ロシア派の後ろ盾となっているロシアのプーチン大統領は26日、サンクトペテルブルクで、「ウクライナ軍には民族主義的な義勇兵が大勢参加している。この部隊は事実上、NATOの部隊のようなものだ」と述べ、NATOウクライナ軍を利用し、ロシアを抑え込もうとしていると非難しました。
さらに、「ウクライナ政府は、軍備強化のために停戦を利用しているだけで平和的な解決を望んでいない」と述べ、ウクライナ政府を批判しました。
ウクライナ東部の情勢が悪化するなか、ウクライナ政府と親ロシア派、ロシアなどの代表は、停戦を順守させるための協議を今月、行う予定でしたが、これまでのところ実現できていません。
こうした間にも犠牲者の数は増え続け、国連によりますと、戦闘が始まった去年4月からの犠牲者の数は5000人を超えています。

ロシアのプーチン大統領ウクライナ軍に民族主義的な義勇兵が大勢参加しているとしたうえで「事実上NATOの部隊のようなものだ」などと発言したことについて、NATOのストルテンベルグ事務総長は「ウクライナNATOの部隊などはおらずナンセンスだ」と述べて、厳しく批判しました。
そのうえで、ストルテンベルグ事務総長は「ウクライナに侵入しているのはロシア軍側であるし、ロシアから親ロシア派への武器の供給も大幅に増えている」と指摘して、ロシアが親ロシア派への支援を直ちにやめるよう強く求めました。
ヨーロッパ各国では、ウクライナでここ数日、親ロシア派の攻勢が激しさを増していることに懸念が強まっていて、EU=ヨーロッパ連合は今月29日に緊急の外相会議を開いて対応を協議することにしています。

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