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Yuuki Ohta

デカルトの『省察』へのケンブリッジ・コンパニオン(カニング編、2014)の最後に、ヒューム研究のBaierによる『省察』における神に関する論文が収録されている。たった7頁の「小品」だが、省察を通じて伝統的な基督教の神がスピノザ的な神に変容する様が実に明晰かつ示唆的に描かれている。