フランスのメディアによりますと、閲覧できなくする措置が取られたのは、ISが投稿したとする映像を掲載するなどしている5つのウェブサイトです。
これらのサイトを閲覧しようとすると、内務省によって接続が遮断されたことを示す手のひらの絵が現れ、内容を見ることができなくなっています。
フランスでは去年11月にテロ対策を強化する法律が制定され、当局はテロをあおっていると判断したウェブサイトについて、裁判所の許可がなくても閲覧をできなくするよう通信事業者に求めることができる規定が設けられました。
この規定が適用されたのは、今回が初めてだということです。
フランスからは、これまでにおよそ1400人がシリアやイラクに渡るなど、欧米の若者などがインターネットを通じて過激な思想に染まり、ISに戦闘員などとして加わるケースが後を絶たず、その対策が大きな課題になっています。