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仏統一地方選第1回投票、サルコジ氏率いる右派が勝利　極右2位 | Reuters

フランスで２２日実施された統一地方選挙の第１回投票で、サルコジ前大統領の率いる保守系野党の国民運動連合（ＵＭＰ）などの連立右派が勝利した。移民排斥をとなえて２０１４年５月の欧州議会選挙で第１党となった極右・国民戦線（ＦＮ）は２位。

１７年の大統領選出馬を狙うルペン党首にとって思わぬ敗北となった。

公式な開票速報によると、ＵＭＰなど連立右派の得票率は合計で約３０％。２位のＦＮは約２６％と、欧州議会選での得票率を約０．５ポイント上回った。第３党には予想通り、与党社会党が約２１％でつけた。オランド大統領は雇用対策などが難航し、支持率が低下している。

サルコジ前大統領は来週の第２回投票でＦＮの候補者と連立を組む可能性を否定。記者会見で「ＦＮに票を投じた有権者の不満は理解できる。だが、ＦＮにフランスの問題は解決できない。事態が悪化するだけだ」と述べた。