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西之島 噴火を海上から初調査 NHKニュース

海洋研究開発機構東京大学地震研究所、それに京都大学の研究チームは、先月下旬、西之島の周辺海域に船を出して海上からの調査を行いました。
調査は西之島の周りのおよそ6キロから10キロ離れた海域を周回しながら行われ、噴火の様子を撮影したほか、噴火に伴って発生する「空振」と呼ばれる空気の振動を測ったり、風で飛ばされた火山灰を採取したりしたということです。
また、島を取り囲むように5つの海底地震計を設置したほか、崩壊した斜面が海に流れ込んで起きる小規模な津波を捉えるため、海底津波計も設置しました。このうち地震計は、早ければことし6月にも回収してデータを分析することにしています。
西之島ではおととし11月から活発な噴火活動が続いているため、海上保安庁が毎月、航空機による観測を続けていますが、海上からの調査は噴火が始まって以降、今回が初めてです。これまで詳細な観測データがほとんどなかっただけに、長期間にわたって続く噴火活動についてメカニズムの解明が進むと期待されています。