ひとつの時代が終わる ーちえねねフォーエバー!ー: 晴れ、ときどきリセット
1920年のスペインって…。
大航海時代の栄光にすがって生きている国の、しかも第二次世界大戦前のまさに「嵐の前の静けさ」のような時代だ。
そんな国のそんな時代を舞台にした作品にあえて挑戦させるとは、何という心意気だろう。
こんな風に「男の力」で時代を切り開いて行く主人公と、愛ひとすじに生きるヒロインが織り成すドラマが描かれることは、たぶんもう2度とないだろう。
もしかするとこの作品は昭和の良き時代へのオマージュ。
そして時代は変わり、作り手も演じ手も変わっていく。