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ウクライナ首相「債務再編案は正当」、債権者に受け入れ要請 | Reuters

ウクライナのヤツェニュク首相は１５日、政府が提案した２３０億ドルに上る債務の再編計画は「正当」だとし、海外債権者は再編に同意しなければならないとの認識を示した。

債務再編をめぐっては、ウクライナの大口債権者で構成する債権者委員会が繰り返し反対を表明。一方、財務省は同委員会が誠実に協議に臨んでいないと非難し、交渉はこの週に入って難航の様相を呈している。

ヤツェニュク首相はこの日の議会で、債権者はウクライナの切迫した財政状況を正しく理解すべきだと指摘。「わが国は戦争状態にある。既に国富の２０％を失った。われわれは債務再編の手続きや条件に関して明確な立場を取って債権者と交渉してきた」と述べた。

その上で「われわれは海外債権者に現在の状況をよく理解し、正当なやり方でウクライナを救うことになる提案を受け入れるよう要請している」と強調した。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150515#1431686391
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150508#1431081555