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焦点:東南アジアで海洋軍拡が加速、南シナ海が「火薬庫」に| Reuters

領有権問題で南シナ海情勢が緊張を増すなか、東南アジア各国は、海軍や沿岸警備隊への支出を優先させつつある。しかし、各国の海上軍事力が強まれば、係争海域で衝突が起きた際に収拾がつかなくなるリスクも高まる。

南シナ海は、年間5兆ドルの貨物が行き交う海上交通の要所。中国が領有権を主張する範囲は南シナ海のほぼ全てに及び、フィリピン、ベトナム、マレーシア、台湾、ブルネイの主張領域と重なっている。


国際戦略研究所(IISS)アジア事務所のティム・ハクスリー事務局長は「彼らの海上での能力が高まれば、(東南アジアの)攻撃部隊の活動範囲と殺傷力も拡大することになる」と指摘。「衝突が起きてエスカレートすれば、さらに破滅的な争いを招く可能性がある」と述べた。

関係者の関心は、地政学的問題だけにとどまらない。東南アジア各国政府は、海賊行為や密輸や密航にも神経をとがらせている。


マレーシアとインドネシアはそれぞれ、海で遭難したとみられるミャンマーバングラデシュなどからの移民数千人の捜索に海軍を派遣した。

ただ、海上保安能力の強化が叫ばれる一方で、シンガポールを除き、東南アジア各国の予算は厳しい状況にある。

焦点:「中国脅威論」高まるフィリピン、基地増強に世論後押し | Reuters

フィリピンのパラワン島にある風光明媚なウルガン湾。同地の住民はかつて、湾の奥に位置する海軍基地の増強に反対していたが、今では米国や外国の軍艦が到着するのを心待ちにしている。背景にあるのは、中国による南シナ海への進出だ。

フィリピン、南シナ海の領有権問題で米国に関与強化要請へ | Reuters

マニラ南方にある海軍基地で記者団に対し「米国側にわれわれへの支援の範囲や、支援のために何ができるのかを問いたい。われわれは今まさに抑圧を受けているのだから」と述べた。


さらに「西フィリピン海(=南シナ海)で起きている状況を懸念している。航海の自由、飛行の自由が阻害され、国際領域を飛行する米国の航空機でさえ見とがめられる」と指摘した。


ある軍高官はロイターに対し、同相が米政府に中古の飛行機や船舶、沿岸レーダーシステムの提供を求めるだろうと述べた。

台湾総統、南シナ海の和平構想を表明 | Reuters

南シナ海の領有権問題をめぐり、台湾の馬英九総統が緊張緩和に向けた和平構想「南シナ海平和イニシアティブ」を表明した。


中国は南シナ海の大半の領有権を主張、周辺諸国や米国との緊張が高まっているが、馬総統は見解の違いを一時棚上げし、資源の共有について交渉を進めることを提案した。


同総統は2012年にも東シナ海について同様の提案を行っているが、中国側が台湾の提案を受け入れる可能性は低いとみられる。


馬総統は「南シナ海の航行・飛行の自由の尊重を要求する」と表明。「大規模な紛争が起きる前に」平和的な解決が必要だとの見解を示した。

中国国防白書 南シナ海問題で米非難 NHKニュース

中国政府は26日、2年に1度の国防白書を発表し、国防省の報道官が会見しました。
白書では、各国で領有権争いのある南シナ海に関して、「一部の域外の国が南シナ海問題に全力で介入し、海や空で近距離の偵察活動を頻繁に行っている。海上の主権を守る争いは長期間に及ぶだろう」として、名指しはしないもののアメリカを非難しました。
そのうえで「海上の軍事闘争の準備を最優先し、領土主権を断固守り抜く」として、領有権争いで一切妥協しない姿勢を明確にしています。
また、日本については、「戦後体制からの脱却を積極的に追求し、安全保障政策を大幅に変更し、日本の行方が地域の国の高い関心を集めている」と述べ、日米同盟の強化や、日本の安全保障法制を巡る動きをけん制しました。
さらに海軍については「『近海防御型』から『近海防御と遠洋護衛型』への転換を徐々に実現していく」として、活動範囲を拡大させていくことを強調したほか、空軍についても「『国土防空型』から『攻撃と防御兼備型』への転換を実現する」として攻撃能力の向上を図っているとしています。
このほか白書は、海洋、宇宙、サイバー空間、核の4つを重大な分野と位置づけ、このうちサイバー空間については「軍事力を発展させている国が少なくない」と指摘し、「国家のサイバー空間での闘争を支援する能力を高める」としています。

中国、海上での軍事力拡大へ 国防白書で戦略発表 | Reuters

中国は26日、国防白書を発表し、領有権をめぐって他国と対立している南シナ海などで深刻かつ複雑な安全保障上の脅威に直面しているとして海上での軍事力を増強する方針を打ち出した。


白書は「公海の保護」を引き続き強化していくとし、中国の岩礁や島々で「挑発的な行為」をとる近隣国を批判した。


中国は南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で埋め立て作業を加速させており、こうした強硬姿勢をめぐる緊張が高まっている。


中国国防省の楊宇軍報道官は記者会見で、南沙諸島での埋め立て作業は本土での住宅や道路の建設と同類の活動だと説明。「主権という観点から、何も違いはない」と述べた。


また、「秘めた動機」を持つ一部の国が中国軍の活動について不当な判断を下し、問題をセンセーショナルに取り上げていると批判した。


白書では、空軍のオペレーションの焦点を防空から攻撃・防衛の両方にシフトすることも明らかにした。

米有力議員 周辺各国団結し中国に対応を NHKニュース

これは、日本を訪れているアメリカ議会下院の軍事委員会で、小委員会の委員長を務めるロジャーズ議員が26日、都内でNHKのインタビューに応えて明らかにしたものです。
この中でロジャーズ委員長は、各国が領有権を争う南シナ海南沙諸島で、中国が浅瀬の埋め立てを拡大させていることについて、「中国のやり方は非常に攻撃的だ。海洋進出のスピードは、大きな脅威で見過ごすことはできない」と述べ、強い懸念を示しました。
そのうえで、「私たちが協力して中国に対応することで、中国は自分たちが求めるものを得ることができないと理解するはずだ。そうすれば中国も対話の重要性を感じるようになる」と述べ、日本やアメリカを含む周辺国が団結して圧力をかけ続ける必要性を強調しました。
また、ロジャーズ委員長は、北朝鮮弾道ミサイルの脅威などに対応するため、アメリカが日本を含めたアジア太平洋地域に最新の装備を配備する必要があるという認識を示しました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150525#1432550347


菊池雅志

それにしても、南シナ海の美しい岩礁を何ヶ所も埋め立てられ、一部は滑走路までできて、中国が「我々の軍事区域」と言うまでになって、これを止められない。国連とかナンチャラとか、まったく無力なものである。「武力を放棄すれば平和がくる」とか言ってる連中は、この事態をどう説明するのか…。

国連はもとより英語では連合軍ですし、戦勝国の権益が優先される仕組みです。平和云々言う方々に限って、国際法や国連の枠組を盲信している。実際は常任理事国が最高で国連や国際法なんて二の次だから、こんな事になるのに。彼らがどう説明するか私も聞きたいです。

所詮は戦勝国が有利な外交ゲームをする舞台装置なのに、なぜか一部の日本人は国連を盲信してますね。常任理事国の「暴走」を止められないなら、無法を許すだけ。(もちろん米国に対しても)

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150522#1432291264
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150515#1431686383
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150512#1431427104
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150410#1428662709
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150409#1428576397