https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

首相 「伊勢志摩サミット」とすること表明 NHKニュース

この中で安倍総理大臣は、来年、日本で開催されるサミット=主要国首脳会議について、「サミット開催候補地はどの候補地もそれぞれ甲乙つけがたい、すばらしい場所だった。選定においては大変迷った。そのうえで、日本の美しい自然、豊かな文化伝統を世界のリーダーたちに肌で味わってもらえる場所にしたいと考え、三重県で開催することを決定した。伊勢志摩サミットだ」と述べ、三重県で開催し、伊勢志摩サミットとすることを表明しました。
来年、日本で開催されるサミットの開催地について、安倍総理大臣は、首脳どうしが静かな環境で率直に意見を交わすことを重視しながら、交通アクセスや警備、それに宿泊施設などを考慮しながら、慎重に検討を進めてきました。
サミットの開催地に選ばれれば、世界的に知名度が上がるほか、経済波及効果も期待できることから、仙台市新潟市、長野県軽井沢町浜松市名古屋市三重県志摩市、神戸市、広島市の8つの地域が誘致活動を進めてきました。

サミットは、日本ではこれまでに5回開かれています。1979年(昭和54年)に初めて日本で開かれたサミットは、当時の大平総理大臣のもと、東京で開催されました。
その後、1986年(昭和61年)は、中曽根総理大臣、1993年(平成5年)は、宮沢総理大臣のもと、いずれも東京で開催されました。
2000年(平成12年)のサミットは、初めての地方開催という政府の方針を受けて、8つの地域が名乗りを上げ、当時の小渕総理大臣が、基地問題などを抱える沖縄の苦労や困難を世界の首脳に知ってもらいたいとして、沖縄県名護市での開催を決めました。
この「九州・沖縄サミット」は、小渕総理大臣の死去に伴い、森総理大臣のもとで開催されました。
2008年(平成20年)は、第1次安倍政権のもと、安倍総理大臣が、みずからが掲げる「美しい国、日本」のイメージにふさわしいなどとして、北海道の洞爺湖地域に決め、サミットの地方開催が定着しました。
北海道洞爺湖サミット」は、安倍総理大臣の辞任に伴い、福田総理大臣が議長を務め、地球温暖化対策が主要な議題となりました。

来年のサミットの開催地が三重県志摩市に決まり、警察庁は、警備準備室を設置して、首脳会議の会場予定地となる「賢島」にある「志摩観光ホテルクラシック」や周辺を視察するなどして、警備や交通規制の計画を作成することにしています。
賢島は、周りを海に囲まれた英虞湾に浮かぶリゾート地で、本州と島を結ぶ橋が2本しかないため、人の出入りをチェックしやすく、都市部と比べて警備しやすい利点があります。
また、愛知県常滑市にある中部国際空港と直線距離でおよそ60キロの場所にあり、各国の首脳がヘリコプターで移動することもできるなど、陸路以外の移動手段が確保できるのも利点です。
一方で、課題もあります。サミットに合わせ、首都・東京などの都市部がテロなどに狙われるケースにどう備えるかです。平成17年にイギリスで開かれたサミットでは、開催地のグレンイーグルズからおよそ570キロ離れた首都ロンドンがテロの標的となりました。
今回のサミットは、過激派組織IS=イスラミックステートが日本をテロの標的にすると主張して以降、初めて日本で開催されるサミットです。
さらに総理大臣官邸の屋上に小型の無人機「ドローン」が落下する事件も起きていて、警察庁は、こうした新たな脅威に対する警備にも万全を尽くすことにしています。

志摩観光ホテル - Wikipedia
志摩観光ホテル クラシック<公式> | 賢島 伊勢志摩ホテル
志摩観光ホテル ベイスイート<公式> | 賢島 伊勢志摩ホテル