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首相 ウクライナ情勢の平和的解決に貢献 NHKニュース

安倍総理大臣は、ドイツで開かれるG7サミット=先進7か国首脳会議に先立って、日本の総理大臣として初めてウクライナを訪れていて、日本時間の6日午後、首都キエフで無名戦士の記念碑に献花したあと、大統領府の前でポロシェンコ大統領とともに閲兵式に臨みました。
そして、両首脳は首脳会談を行い、そのあとそろって記者会見しました。
この中で安倍総理大臣は「ポロシェンコ大統領はウクライナの歴史上最も困難な時期に大統領に就任し、あすで1周年を迎える。ウクライナの安定化と改革の実現に向けて、これまでポロシェンコ大統領が発揮してきた交渉力、指導力に敬意を表したい」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は、ロシアによるウクライナ南部のクリミア併合などについて、「日本は力による現状変更を決して認めず、法の支配、主権、領土の一体性を重視しているという一貫した立場を改めて説明した」と述べました。
そして、安倍総理大臣は、ウクライナ情勢を巡って、「日本もG7サミットの次期議長国として問題の平和的解決に向けて一層力を尽くす」と述べるとともに、ウクライナの安定に向けた経済支援を着実に行っていく考えを示しました。
これに対して、ポロシェンコ大統領は「今回の安倍総理大臣のウクライナ訪問は歴史的、象徴的で、両国のパートナーシップ強化に重要な意義がある。ウクライナの領土の一体性や停戦合意の履行を求める日本の姿勢を高く評価する」と述べました。