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CIA元職員資料にロシアと中国アクセスか 英紙 NHKニュース

これはイギリスの新聞、サンデー・タイムズが14日、イギリス政府の関係者の話として報じました。
それによりますと、CIA元職員のスノーデン容疑者が持ち出した資料には、イギリスやアメリカのスパイを特定できる情報が含まれていて、この資料にロシアと中国がアクセスできる状態になっているということです。
このため、イギリス政府は一部の国からスパイを引き揚げさせ、スパイ活動が困難になっているということです。一方で、情報が漏れたことによって、スパイに危害が加えられたという証拠はないということです。
スノーデン容疑者は、アメリカの情報機関による大量の個人情報の収集を告発して機密情報を漏らした疑いなどで訴追されていて、おととしからロシアで亡命生活を送っています。
サンデー・タイムズは、スノーデン容疑者が持ち出した資料がどのようにロシアや中国に渡ったのかは分からないとしています。
この報道について、イギリスのハモンド外相はメディアの取材に対し、「スノーデン容疑者の暴露の影響を軽減するためにどのようなことをしているか話すことはない」としたうえで、「スノーデン容疑者が私たちに大きな痛手を負わせたことは疑いの余地がない」と話しています。