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米大統領 中国側に南シナ海問題などで懸念伝える NHKニュース

オバマ大統領は24日、戦略経済対話に出席するため訪米中の劉延東副首相、汪洋副首相、さらに楊潔※チ国務委員らとホワイトハウスで会談しました。
ホワイトハウスによりますと、オバマ大統領は中国が南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島の浅瀬を埋め立てて滑走路などを建設していることやサイバー空間での中国の活動について懸念を伝えたということです。そのうえで、こうした問題に対し、中国が具体的な行動を取り緊張を和らげるよう求めたとしています。
一方、会談ではことし11月にパリで始まる地球温暖化対策を話し合うCOP21に向け、温室効果ガスの2大排出国の米中両国が協力を強化していくことや、北朝鮮やイランの核開発問題の解決を目指し、連携していくことで一致したということです。
ワシントンで2日間にわたって開かれていた米中戦略経済対話は24日閉会し、記者会見で、ケリー国務長官が中国の海洋進出について「領有権を主張する各国は自制して一方的な行動は控え、立場の違いは国際法に基づいて解決すべきだ」と述べたのに対し、楊国務委員は、「中国は主権と海洋権益を断固として守る」と述べ、双方の主張は平行線をたどりました。
※チは、竹かんむりに褫のつくり

米中戦略・経済対話が閉幕、サイバー・海洋問題で溝埋まらず | Reuters

ワシントンで開かれていた米中戦略・経済対話が24日、閉幕した。米中両国は「成果」を強調したものの、米政府はサイバー問題や海洋での中国の行動をめぐって懸念を表明、重要な懸案事項で対立は解けなかった。


経済分野では、ルー米財務長官が、すでに7年協議している2国間投資協定(BIT)について、合意に向けた交渉加速で双方が一致したと発表。中国が外為市場での介入を抑制することを約束したとも述べた。


中国はまた、為替相場の一段の自由化、資本市場の開放のほか、外国の金融サービス会社による中国市場へのアクセスを改善することも表明した。


さらに米中は、温暖化対策やイランと北朝鮮の核問題、イスラム過激派組織との戦い、世界の発展に向けた協力などで、協調ムードを演出した。


一方で、中国による南シナ海岩礁埋め立て問題や、サイバーセキュリティーについては米中がそれぞれ異なる主張を展開。


ケリー米国務長官は記者団に対し、米政府は引き続きサイバー攻撃について「深く懸念している」とコメント。中国の楊潔チ国務委員は、米中はサイバー問題で協力すべきとの考えを示したほか、南シナ海問題については「公平、客観的」な姿勢で臨むよう米政府に要請した。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150624#1435142422