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原発事故の避難者自殺 東電に賠償命じる判決 NHKニュース

福島県浪江町五十崎喜一さん(当時67)は、原発事故のため避難生活を余儀なくされて不眠などの症状を訴え、事故から4か月後の平成23年7月に二本松市のアパートからいなくなったあと、飯舘村にあるダム湖近くの橋から飛び降りて自殺しました。
五十崎さんの妻など3人は、「避難生活が続いたことで、それまでの日常がすべて失われ、耐え難い精神的苦痛を受けて将来を悲観したことが自殺の原因だ」などとして、東京電力に対して慰謝料などおよそ8700万円を支払うよう求めていました。
30日の判決で福島地方裁判所の潮見直之裁判長は、遺族の訴えを認めて東京電力に賠償を命じる判決を言い渡しました。
東京電力によりますと、原発事故が自殺の原因だとして遺族が訴えた裁判で賠償を命じたのは、去年8月の福島県川俣町の女性の判決に続き今回が2例目です。