大手証券会社3社のことし4月から先月までの3か月間の決算が29日までに出そろいました。
それによりますと、最大手の野村ホールディングスは最終的な利益が687億円となり、去年の同じ時期と比べて3.5倍近くの大幅な増加となりました。
また、大和証券グループも30%増えて448億円となったほか、SMBC日興証券も、2.2倍となる215億円となりました。
各社とも大幅な増益となったのは、ことし4月に日経平均株価が15年ぶりに2万円台を回復するなど株価が上昇したことで取り引きが活発となり、株式や投資信託の売買に伴う収益が大きく増えたことが主な要因です。