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米元国防長官「指導者は広島訪問すべき」 NHKニュース

アメリカのクリントン政権時代に国防長官を務めたウィリアム・ペリー氏は24日から開かれる核軍縮に関する国際会議に出席するため広島を訪れていて、NHKのインタビューに応じました。
この中でペリー元長官は「広島は核兵器が非人道的な兵器ということを示す証しだ。被爆者たちの特別な経験は世界の教訓になる」と述べ、世界の指導者たちは広島を訪問すべきだという考えを強調しました。
そのうえで「オバマ大統領に聞かれれば、広島に行くべきだと提言する。核兵器は非人道的で2度と使用してはいけないという大統領の信念を内外に示せる」と述べました。
一方で、ペリー元長官は、「原爆の投下を決めたトルーマン大統領などアメリカの大統領は原爆投下が地上戦を回避し、大勢のアメリカ兵だけでなく、日本人の命も救ったと信じている」と指摘し、オバマ大統領が広島を訪問することになっても謝罪のためであってはならないとの考えも示しました。
広島訪問を巡っては、伊勢志摩サミットに合わせて来年4月に開かれる外相会合で、ケリー国務長官アメリカの現職の閣僚として初めて広島を訪問する予定になっています。