■

司法試験の解説、公表遅れる　漏洩事件影響、受験生困惑：朝日新聞デジタル

　元法科大学院教授による司法試験漏洩（ろうえい）事件の影響で、今年の司法試験の解説の公表が遅れている。法務省は「現在、準備を進めており、今月中には公表したい」というが、来年の受験予定者からは「事件のとばっちりで問題の分析ができない」と困惑の声が出ている。

　法務省は例年９月下旬〜１０月上旬ごろにその年の論文式試験の出題のねらいを科目ごとに詳しく解説した「出題の趣旨」をホームページで公表している。内容は考査委員がまとめており、受験生にとっては傾向や対策を学ぶ大切な素材だ。昨年はＡ４判で２８ページ分が公表された。

　ところが今年は漏洩事件を受けて、法務省が先月中旬に原因究明と再発防止のためのワーキングチームを設置。考査委員らからの聞き取りなどを進めてきたため、出題の趣旨の公表に向けた作業が遅れているという。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151017#1445078421

#勉強法