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EU内相会議 難民の受け入れ加速で合意 NHKニュース

EUはことし9月、シリアなどからの難民合わせて16万人を加盟各国の人口や経済規模に応じて分担して受け入れることを決めました。
しかし、一部の国が依然として受け入れに反対しているほか、難民登録などの作業が遅れ、この2か月で受け入れが進んだのはスウェーデンなど5か国による147人にとどまっています。
このため、ベルギーのブリュッセルで9日に開かれた臨時の内相会議で、EU各国は、難民や移民の玄関口となっているイタリアやギリシャでの登録や審査の作業を迅速に進めるとともに、各国ごとに割り当てられた数にしたがって難民の受け入れを加速させることで合意しました。
また、最近1日に1万人を超える規模の難民たちが押し寄せているギリシャについては、負担を軽くする必要があるとして、EU各国やバルカン諸国などに一時的な施設を設け、審査や登録の手続きを肩代わりする仕組みも検討することを決めました。
EUは今週、アフリカ諸国を交えたサミットに続き、加盟28か国の緊急首脳会議を開くことにしていて、難民への対応策で各国が協力し実行に移せるかが焦点となります。

EU大統領、移民問題で欧州諸国とドイツの結束を呼びかけ | Reuters

欧州連合(EU)のトゥスク大統領は、欧州の将来はドイツが移民問題にどう対処するかに左右されるとの見解を示したうえで、他の国々は歴史的な試練に協力して立ち向かい、もっと結束力を示すべきだと強調した。

トゥスク大統領が国境警備を強化する必要性を繰り返し訴えてきた一方で、ドイツのメルケル首相は、諸国が協力して移民や難民を受け入れ、負担を分担すべきだと主張してきた。


こうしたメルケル首相の姿勢は当初、国内外で称賛されていたものの、移民の流入はとどまるところを知らず、ドイツの地元当局から収容能力が限界に達したとの声が上がるなど、同首相を批判する声も高まっている。


トゥスク大統領は「ドイツが開かれ過ぎ、寛容過ぎ、自由過ぎると考えている人は、われわれの悲劇的な歴史に関する宿題を忘れている人だ」としたうえで、「開かれた、寛容な、思いやりのある、弱く貧しい者に同情するドイツ、言い換えればアンゲラ・メルケルのドイツを望むか。それとも閉鎖的な、冷たく無慈悲なドイツを望むか。答えはひとつしかない」と述べた。


さらに「他の欧州諸国は、困難な試練の時である今こそ、ドイツと結束しなくてはならない」と訴えた。


#EU #ドイツ #メルケル