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米共和党上院トップ 大統領選前のTPP承認困難 NHKニュース

ことし10月に大筋合意に達した、TPP=環太平洋パートナーシップ協定は、来年2月以降に参加12か国が協定に署名して、交渉は正式に終結し、その後、各国で議会の承認手続きなどに進むことになります。
しかし、アメリカ議会上院で多数を占める野党・共和党のトップ、マコネル院内総務は、アメリカの有力紙ワシントン・ポストのインタビューで、「大統領選挙の前に関連の法案が議会に提出されるのは難しい」などと述べ、来年11月の大統領選挙の前にTPPを承認するのは難しいという認識を示しました。
この発言は、医薬品など知的財産保護の強化を巡る交渉でアメリカ政府が譲歩したことに対して、議会内に不満があることなどを踏まえたものとみられます。
アメリカ議会でTPPの承認を取りつけるのは、多数を占める共和党の賛成が欠かせないため、上院の共和党トップの発言は今後の承認手続きに影響を与えそうです。
これに対して、ホワイトハウスのアーネスト報道官は11日の会見で、「アメリカの産業界の意見を聞けば、今から1年近く先まで待っていられないというのは明らかだ」と述べ、速やかに議会の承認を求めていく考えを示しました。

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