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プーチン大統領 ＩＳ壊滅に「さらなる手段あり」　NHKニュース

ロシアのプーチン大統領は、１９日、モスクワで、治安機関の職員らを前に演説し、シリアでの軍事作戦について、「陸海空のそれぞれの軍が最新兵器を使い、効果的に作戦を遂行している」と述べ、成果を強調しました。そのうえで「これが、われわれの能力のすべてではない。ロシアにはさらなる手段があり必要とあれば使う」と述べ、新たな兵器を投入するなど、シリアでの軍備を増強する可能性を示唆しました。
ロシア軍は、シリア北西部ラタキア郊外の空軍基地を拠点に、爆撃機を使ってＩＳなどの拠点に対して空爆を続けているほか、カスピ海の艦船や地中海の潜水艦、さらに長距離戦略爆撃機から巡航ミサイルを発射するなど、軍事力を誇示しています。シリアでは、アメリカが主導する有志連合がＩＳに対する空爆を続けていますが、今回のプーチン大統領の発言は、ロシアの協力がなければテロとの戦いで成果は出ないとする立場を改めて強調したものとみられます。

320 foreign spies and agents exposed in Russia in 2015 – Putin — RT News