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国際刑事裁判所 ジョージアとロシアの武力衝突 捜査へ NHKニュース

ロシアとジョージアの間では、2008年8月、南オセチア自治州ジョージアからの独立問題を巡って、武力衝突が起き、国際刑事裁判所の検察側の予備調査では少なくとも51人が殺害され、1万3000人以上が家を追われたとしています。
これについて国際刑事裁判所は、27日、衝突の前後を含めたおよそ3か月の間に南オセチアとその周辺の地域で「殺人や強制移住などの人道に対する罪、それに市民を標的にした攻撃や住宅の破壊など戦争犯罪が犯されたと信じるに足る根拠がある」として、検察官が正式な捜査に着手することを承認しました。国際刑事裁判所がアフリカ地域以外の紛争で正式な捜査に乗り出すのは初めてです。
南オセチアを巡っては武力衝突のあと、後ろ盾となっていたロシアが一方的に独立を承認し、ジョージアや欧米はロシアが影響力の拡大を狙った動きだとして強く非難しました。
今後の捜査では、多くの犠牲者を出した紛争にロシアとジョージアがそれぞれ、どのように関与したのか、実態の解明が焦点となります。