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ソビエトアゼルバイジャンアルメニアは、ソビエト崩壊後、アルメニア系住民が多数を占めるアゼルバイジャン西部のナゴルノカラバフ自治州の独立を巡る対立が紛争に発展し、1994年に停戦合意しましたが今月2日、停戦合意後、最大規模とされる武力衝突が起きこれまでに双方の兵士合わせて30人が死亡しました。
アゼルバイジャンのアリエフ大統領は3日、合意に違反したのは、アルメニア側だと非難し、アゼルバイジャン軍は応戦してアルメニア軍に壊滅的な損失を与えたとしたうえで、「停戦を維持する」と述べ、一方的な停戦を宣言しました。
これに対し、アルメニア国防省の報道官は「情報のわなで、一方的な停戦などではない」と述べ、武力衝突は依然、収まっていないと否定し、国際社会が即時停戦を呼びかけているにもかかわらず、緊張緩和には向かっていません。
また、今回の武力衝突を受けて、ロシア軍の爆撃機の撃墜でロシアとの対立を深めるトルコのエルドアン大統領が、友好国のアゼルバイジャンへの全面的な支持を打ち出す一方、ロシア軍がアルメニアに駐留していることから、関係国を巻き込む形で、紛争の拡大を懸念する声も出ています。

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