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米大統領選 ニューハンプシャー州予備選挙へ NHKニュース

ニューハンプシャー州予備選挙は、ことし11月の大統領選挙に向けて民主・共和両党が党の候補者を選ぶための第2戦で、今月1日の中西部アイオワ州の党員集会に続くものです。
このうち、民主党クリントン国務長官とサンダース上院議員との一騎打ちで、初戦でクリントン氏に僅差で敗れたサンダース氏は、8日夜、州立大学で学生を前に最後の集会を開き、「未来を選ぶ権利はすべての人に与えられている。政治革命を起こそう。私はごく一部の富裕層がこの国の富を独占する現状を許さない」と訴えました。
一方、共和党は現在9人の争いとなっていて、初戦で2位だった不動産王のトランプ氏は最後の集会で「あすからが始まりだ。みんな、投票に行ってくれ。アメリカをかつてないほど偉大な国にしよう」と呼びかけました。
ニューハンプシャー州で行われた事前の世論調査では、民主党はサンダース氏がみずからの選挙区に近い州という背景もあり優勢で、共和党はトランプ氏が首位で、そのあとをルビオ上院議員オハイオ州のケーシック知事、初戦を制したクルーズ上院議員が争っています。
投票は日本時間の9日午後8時から順次始まり、日本時間の10日午前締め切られ、開票が行われることになっています。

アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びで、東部ニューハンプシャー州予備選挙の投票が日本時間の9日夜から始まるのを前に、一部の地域では先行して投票が行われ、有権者たちが最初の投票を行いました。
ニューハンプシャー州予備選挙は、日本時間の9日午後8時から投票が順次始まりますが、州北部の一部の地域では投票日を迎えると同時に投票が行われることになっています。このうち、ディクスビルノッチという小さな村にある投票所には日付が変わる前から9人の有権者が集まり、午前0時の合図とともに票を投じていました。
会場では投票後、直ちに開票作業が行われ、共和党は、オハイオ州のケーシック知事が3票、不動産王のトランプ氏が2票を獲得しました。一方の民主党は、サンダース上院議員が4票を獲得しましたが、クリントン国務長官は1票も獲得できませんでした。
先行投票はニューハンプシャー州内の人口100人未満の小さな地域に限って実施されますが、アメリカのCNNテレビは投票所からその模様を中継で伝えるなど、最初の予備選挙の投票結果は大きな注目を集めました。

東部ニューハンプシャー州予備選挙について、ニューハンプシャー州の専門家は「誰に投票するか当日決める有権者が多く、流動的な要素が大きい」と指摘する一方、先週、初戦の党員集会が行われたアイオワ州とは異なる結果になる可能性が高いという見方を示しました。
ニューハンプシャー大学のダンテ・スカラ教授はNHKのインタビューに対し、「ニューハンプシャー州予備選挙は予想を覆す結果が出ることが多いが、特に今回、候補者が乱立する共和党側は、半数近くの有権者が誰に投票するか当日決めるものとみられる」と述べ、流動的な要素が大きいと指摘しました。
一方で、ニューハンプシャー州は初戦のアイオワ州に比べて宗教色や保守色が薄いと指摘し、共和党ではキリスト教保守派を支持基盤として初戦を制したクルーズ上院議員よりも、2位だったトランプ氏が経済格差に不満を抱く白人労働者層を中心に支持を集め、巻き返しを図る可能性が高いという見方を示しました。
また、民主党側はアイオワ州を僅差で制したクリントン国務長官がやや勢いを盛り返しているものの、ニューハンプシャー州に隣接するバーモント州選出のサンダース上院議員が優勢を保っているとして、民主・共和ともにアイオワ州とは異なる結果が出る可能性が高いと分析しています。

#米大統領選 #ヒラリー