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南シナ海では中国が南沙諸島スプラトリー諸島)や西沙諸島パラセル諸島)でレーダー施設の建設や地対空ミサイル部隊を展開するなど、軍事拠点化を進める動きを見せています。
これに関連して、日本を訪れているアメリカ政府の高官は8日、都内で記者団に対して、「南シナ海での和平と安定にアメリカが関与していることを示すため、アメリカ軍の活動を増やしたし、今後も増やしていく」と述べました。具体的には中国が造成する人工島の周辺の海域で、アメリカ海軍の艦艇を航行させるいわゆる「航行の自由」作戦を強化するほか、この作戦とは別に空母などアメリカ海軍のさまざまな艦艇を現地に派遣し、南シナ海でのアメリカ軍の存在感を高めていく方針だとしています。
アメリカとしては南シナ海でのアメリカ軍の活動を増やすことで、中国をけん制するねらいがありますが、南シナ海を今月、航行したアメリカ海軍の空母ジョン・ステニスを中国軍の複数の艦艇が追尾するなど、中国側もアメリカに対抗する動きを見せていて、衝突の危険性も指摘されています。