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#米大統領選 #トランプ #ヒラリー

トランプ氏とクリントン氏 指名獲得に向け前進 NHKニュース

このうち共和党では、不動産王のトランプ氏が南部のフロリダ州ノースカロライナ州、それに中西部イリノイ州の合わせて3つの州で勝利し、「多くの人が私の支持に回ってくれている。われわれは止まらない」と述べ、今後の戦いに自信を示しました。
地元で敗れたフロリダ州選出のルビオ上院議員は、選挙戦からの撤退を表明しました。
このほか、中西部オハイオ州では、共和党主流派の支持を受ける地元のケーシック知事が勝利し、今後の戦いに望みをつなぎました。
一方、民主党ではクリントン国務長官フロリダ州ノースカロライナ州オハイオ州イリノイ州の合わせて4つの州でサンダース上院議員に勝利し、「民主党の指名獲得と本選挙での勝利に近づいている」と演説しました。
今後の候補者選びの行方を左右する戦いとして注目された「ミニ・スーパーチューズデー」は結果がほぼ出そろい、トランプ氏とクリントン氏が勝利を重ね、指名獲得に向けて着実に前進する結果となりました。
残る中西部ミズーリ州は民主・共和両党とも接戦となり集計率99%を超えた時点でも勝敗が確定していません。

共和党のトランプ氏は、南部フロリダ州で支持者を前に演説し、大統領選挙に立候補していたニュージャージー州のクリスティー知事に続き、最近になってカーソン氏からの支持も受けたことについて触れ、「共に戦った候補者たちをはじめ多くの人が私への支持に回ってくれている。私たちは共和党を一つにまとめなければならない」と述べ、自分こそが共和党の正式な候補にふさわしいと強調しました。
そして、トランプ氏を批判するテレビコマーシャルが放送されるなど、トランプ氏へのネガティブキャンペーンが行われていることについて、「歴史の中でも、こんなにひどい中傷を受けている候補者はいないだろう。ほとんどはうそだ。この選挙戦はとてもおもしろいが厳しくもある。最終的には、圧力や欺まん、敵意に打ち勝つことができるだろう」と述べました。そのうえで、「勝って、勝って、勝ちまくるぞ。われわれは止まらない。この国のために大勝利を収めよう」と呼びかけました。
一方、アメリカの経済については、貿易によって富が海外に流出しているという持論を展開したうえで、「アメリカは中国、日本、メキシコ、ベトナムなど、すべての貿易相手に負けている。私は貿易に勝って、アメリカを再び豊かにする」と訴えました。

不動産王のドナルド・トランプ氏は、「トランプ、取り引きの技能」という意味の「Trump The Art of the Deal」と題した自伝を、1987年に出版しています。
その中で、当時、40代前半だったトランプ氏は自身のメディア戦略に触れ、「私が学んだのは、マスコミはいつも記事に飢えており、センセーショナルな話ほど受けるということだ。人と違ったり、大胆なことや物議を醸すようなことをすればマスコミが取り上げてくれる」としたうえで、「個人的には不愉快に感じるような批判的な記事でさえも、ビジネスには大いに役立つこともある」として、どのような内容であっても報道に取り上げられれば自分の利益につながるという考えを披露しています。
さらに、アメリカの有力紙、ニューヨーク・タイムズに大金を支払って一面に広告を出すよりも、記事を書いてもらえば「一銭も払わずにはるかに大きな宣伝効果を上げることができる」と記しています。
また、トランプ氏は「宣伝ははったりだ。人々の夢をかきたてろ。人は自分では大きく考えないかもしれないが、大きく考える人を見ると興奮する。だからある程度の誇張は望ましい。私はこれを真実の誇張と呼ぶ。これは罪のないほらであり、極めて効果的な宣伝方法である」としています。
トランプ氏は批判を浴び続けながらも過激な発言を繰り返し、メディアに連日、大きく取り上げられていますが、自伝からは20年以上前から、自身の宣伝にメディアを利用する方法とその効果を強く意識していたことがうかがえます。

アングル:米共和党指名争い撤退のルビオ議員、多くの戦略ミス | ロイター

同氏のアドバイザーは、大統領選の共和党指名争いで初戦となるアイオワ州と第2戦のニューハンプシャー州で、小規模地域で多くの時間を費やすよりも、共和党員に人気の高いフォックス・ニュースや地元放送局などへの出演を求めた。ストラテジストらは、何回も訪問を重ねるのではなく、戦略的な場所に集中することで時間と資金を節約しようとしたとの見方を示した。

この戦略的な「賭け」は裏目に出た。アイオワ州共和党活動家はルビオ氏が同州に長く滞在せず、支持獲得に必要な直接対話も十分にしなかったと不満を漏らした。

ルビオ氏をめぐる別の問題は、既に慣れたテーマでしか議論を展開できないという見方だ。


クリスティ氏はこれに気が付き、ニューハンプシャー州予備選の直前に、ルビオ氏がかねてから使ってきた文言を繰り返しているのをとらえ、暗記しているだけだなどと批判。ルビオ氏が深みに欠けているという一部有権者の見方は強まった。

ルビオ氏が抱えていた問題は2013年1月28日までさかのぼるとの見方もある。ルビオ氏はこの日、超党派上院議員らと米連邦議会議事堂で移民改革法案について記者会見を行った。


「8人組」と呼ばれる超党派議員らがまとめたこの法案は、メキシコとの国境管理強化などを条件に、不法移民に米市民権獲得への道を開く内容だった。


その後、法案は反発を受け、ルビオ氏も同法案から距離を置くと、ヒスパニック系団体は同氏が諦めたとして非難した。