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 法政大学の趙宏偉教授が2月末に中国・北京に向かった後、連絡が取れない状態になっていることが関係者の話でわかった。中国当局に拘束された可能性もあり、大学などが情報収集を急いでいる。


 趙教授は大学に2月27日から3月1日の日程で北京に出張すると届け出ていたが、予定を過ぎても帰国せず、家族が大学に連絡した。この間、家族には北京にいるとみられる本人から複数回電話があったが、現在は連絡が取れない状態だという。


 趙教授は中国の政治・外交や東アジアの国際関係などを専門とし、頻繁に中国を訪れていた。昨年末ごろにも訪中したという。


 中国では2013年に朱建栄・東洋学園教授、14年に王柯・神戸大学大学院教授が当局に拘束され、取り調べを受けた後にいずれも釈放された。