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アジア開発銀行は30日、日本やオーストラリアなど一部の先進国を除くアジア太平洋の45の国と地域について、ことしの経済見通しを発表しました。
この中で中国については、輸出や投資の落ち込みが続くなど景気の減速が鮮明になっているとして、ことしの経済成長率は、去年より0.4ポイント低い6.5%と予測しています。一方、インドや東南アジアの国々については、インフラ投資の増加や堅調な個人消費によって安定した経済成長が維持されるとしています。そのうえで、地域全体では中国経済の減速に加え、アメリカや日本など先進国の景気回復が力強さを欠いていることも影響し、経済成長率は去年より0.2ポイント低い5.7%にとどまると予測しています。
アジア開発銀行は、今後、アメリカの利上げなどによって各国の通貨の下落が進んだり、中国経済が一段と減速したりすれば、域内の経済成長はさらに鈍るおそれがあると指摘しています。

#経済予測