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アゼルバイジャンアルメニアは、係争地、ナゴルノカラバフ自治州をめぐって先月27日に軍事衝突し、ロシアの仲介で今月10日からの停戦に合意したものの、その後も戦闘はおさまらず、双方の死者は合わせて620人を超えています。

これを受けて14日、アゼルバイジャンを支持するトルコのエルドアン大統領と、アルメニアと軍事同盟を結ぶロシアのプーチン大統領が電話で会談し、対応を協議しました。

ロシア大統領府によりますと、プーチン大統領中東地域の過激派が戦闘に参加していると指摘し、強い懸念を示したということです。

今回の戦闘でアルメニアは、トルコがシリア人の戦闘員をよう兵としてアゼルバイジャン側に送り込んでいると非難しています。

一方、トルコのエルドアン大統領は14日の演説で「シリアから戦闘員をアゼルバイジャンに送ったと言われるが、彼らは自分の土地で役目がありアゼルバイジャンに行くことはない」と述べて疑惑を否定するなど、双方の主張には隔たりがあり、停戦の実現には、う余曲折が予想されます。

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