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中国の前国家税務総局副局長の許善達氏は、同国の現代版シルクロード構想「一帯一路」について、資金面で多額の損失を抱える可能性があるが、過剰生産能力のはけ口として必要な構想だと主張した。


一帯一路は、習近平国家主席が掲げる重要政策。現職ではないとはいえ、政府関係者が公の場で問題点を指摘するのは異例だ。


オンラインサイト鳳凰網( ifeng.com )によると、同氏は「中国はこれまでエネルギーセクターに多大な投資を行ってきた。資金面で多額の損失を出したが、今から振り返れば、投資はエネルギーの確保に役立った」と指摘。


「この路線をとらなければ、外需は縮小する。そうなれば、国内の生産に多大な圧力がかかり、過剰能力問題も悪化する。したがって、問題はあるが、この海外経済戦略を維持する必要がある」と述べた。


同氏は2009年、外需創出策として近隣諸国に投資する必要性を初めて訴えた。