思考が現実になるシンプルな理由|瞬間モチベーション|ダイヤモンド・オンライン
偉大な思考者の多くは、人間は世界を直接経験しているのではないと言います。人類初の天才科学者とされるアリストテレスは、すべての概念と知識は認識によってできていると説きました。アインシュタインにも有名な言葉があります。「現実は錯覚にすぎない。非常にしぶとい錯覚だけどね」
でも、世界は自分の外に独立して存在するように見えると、多くの人は言います。人間、建物、暖かい太陽、そよ風に揺れる木、近所の人の声。たしかに実体のあるリアルな世界が、私たちとは独立して存在するような気がします。
確かにそれは事実ですが、最高のイリュージョンと同じで、すべてが見た目とまったく同じというわけではありません。あなたが経験することは、思考の原理によって生み出され、あなたの意識によって現実に見えたり、感じられたりしているのです。
私たちの心の外に、それ自体として本来的な意味を持つものはありません。
私たちが見ているのは、私たちが心、すなわち思考を使って、意味を与えた感覚データなのです。色はこの世にある独立した事実ではなく、私たちが自分の心でつくる経験だという事実に、私は今も驚嘆するばかりです。脳の仕事は、私たちが感覚によって認識したデータを処理することなのです。
心理学者のクリスティーナ・ホール博士は、こう言っています。「認識は事実ではなく鏡だ。私たちが見ているのは、自分の心理状態が外に投影されたものにすぎない」
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160426#1461667271
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150620#1434796609
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20131122#1385117663
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20071226#1198736927