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両社の発表によりますと、昨年度1年間の国際線の利用客数は、全日空が前の年度よりも13%増えて816万人余りだったのに対して、日本航空は3%の増加でおよそ808万人と、全日空が8万人余り上回りました。
全日空が昭和61年3月に国際線の運航を始めてから、1年間の利用客数で日本航空を上回るのはこれが初めてです。
これについて全日空の親会社、ANAホールディングスの平子裕志取締役は「国際線の路線のネットワークや価格戦略に取り組んだ集大成が今回の結果だ」と話しています。
全日空羽田空港や成田空港の発着枠の拡大などを背景に、国際線の路線の拡大を進めていて、昨年度もアメリカのヒューストンやマレーシアに就航するなど利用客数の一段の増加を目指しています。
一方で、公的支援を受けて再建した日本航空は、来年3月末までは新しい路線の開設が事実上制限されていて、今回の利用客数の逆転にも影響したとみられます。